文系研究センター合同シンポジウム 「弘法大師生誕1250年記念 弘法大師信仰と地域社会」を開催しました【9月24日(日)】
2023.09.25 報告
愛媛大学では、社会連携推進機構地域文化研究部門に「地域共創研究センター」「四国遍路・世界の巡礼研究センター」「俳句・書文化研究センター」の3つの文系研究センターを設置しています。これまで3センター合同で「松尾芭蕉」「三輪田米山」をテーマにシンポジウムを開催しました。
本年は、弘法大師生誕1250年にあたり、四国に生まれ、四国が育んだ偉人、弘法大師と地域社会の関係について、歴史学、文学、地理・社会学など多彩な視点で考察しました。守田逸人氏は、善通寺の荘園と弘法大師伝説地との関係を論じ、福田安典氏は、空海から平賀源内、そして福沢諭吉まで続く思想を紹介、寺谷亮司氏・渡邉洋心氏は、寺谷ゼミの活動と地域コミュニティが関わる新しい「接待」の在り方を紹介、胡光氏は、江戸時代の裁判史料を用いながら、現在まで続く弘法大師信仰の大きさを紹介しました。
会場参加91人、WEB参加63人、合計154人の参加者がありました。