西条市内の寺院調査を行いました【8月28日(月)】

2017.09.05 報告

 西条市内には、60番から64番札所まで5つの四国霊場があるだけでなく、奈良時代開基など札所と同等の歴史と文化を有する古刹も多く存在します。札所と札所以外の寺院を比較研究することは、八十八箇所成立の謎に迫る重要な課題と考えています。
 昨年から、日本史研究室(担当教員:胡光)の学生とともに、西条市域の寺院について総合調査を行っています。愛媛県歴史文化博物館や愛媛県教育委員会などの協力を得て、古文書・古記録をはじめ、聖教・絵画・彫刻・工芸品などの研究を行っており、年度末には報告書を刊行する予定です。