公開講演会・研究集会を開催しました【10月29日(土)・30日(日)】

2016.11.08 報告

 10月29日(土)に、公開講演会をグリーンホールで開催し、河合真澄氏が講演を行いました。河合氏の講演では、江戸時代の歌舞伎に四国遍路や西国巡礼がどのように表現されているかが詳しく紹介されました。河合氏の講演後、小嶋博巳氏、胡光氏がコメントを行い、会場からの質問も加えて、河合氏の講演内容について議論しました。
 30日(日)は、午前に大稔哲也氏・弘末雅士氏から世界の巡礼について、午後に川岡勉氏・竹川郁雄氏から四国遍路についての報告がありました。
 参加者は、29日が約120人、18日が約110人で、研究者だけでなく多くの一般市民の方々にも参加していただくことができました。
 なお、各講演・報告テーマは下記の通りです。

法文学部附属四国遍路・世界の巡礼研究センター公開講演会・研究集会
公開講演会
日時:10月29日(土) 13時半~17時
場所:愛媛大学グリーンホール

歌舞伎の中の巡礼

河合眞澄(大阪府立大学教授)

コメント

小嶋博巳(ノートルダム清心女子大学教授)
胡 光(愛媛大学教授)

研究集会
日時:10月30日(日) 9時半~16時
場所:愛媛大学グリーンホール

イスラームの巡礼・参詣と四国遍路との比較から-メッカ巡礼とエジプト死者の街参詣-

大稔哲也(早稲田大学教授)

国民国家における巡礼-インドネシア人と宗教

弘末雅士(立教大学教授)

日本中世の巡礼・寺社参詣と地域権力

川岡 勉(愛媛大学教授)

調査データで見る現代の四国遍路

竹川郁雄(愛媛大学教授)