古代ギリシア「巡礼地」遺跡の現地調査(オリュンピア・アテネ)を行いました【2016年9月1日(木)〜12日(月)】

2017.02.22 報告

 昨年9月初旬、ギリシアにて古代ギリシア文明において「巡礼地」とされていた幾つかの聖域を探訪し、現地調査を行ってきました(担当:齊藤貴弘)。
 近代オリンピックのモデルとなった古代オリュンピア競技祭の開催地であるゼウスの神域オリュンピアは、パンヘレニック(汎ギリシア的)聖域として4年に1度の大祭の時には、地中海中から大勢のギリシア人が訪れた一大聖地でした。そして、アテネ近郊で穀物神デメテルとペルセポネを祀る神域エレウシスは、死後の安寧を保証する秘儀が執り行われローマ時代まで隆盛を誇りました。
 いずれ、成果をご報告したいと考えています。