特別公開報告会を開催しました【9月30日(水)】

2015.10.01 報告

9月30日(水)に特別公開報告会を開催しました

 9月30日(水)に、特別公開報告会が法文学部大会議室で開催され、副センター長の胡光教授が「サンティアゴ巡礼と四国遍路-スペイン・ガリシア州と四国四県との協力協定使節団に参加して-」をテーマに報告を行いました。
 今月1日、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラにおいて、ガリシア州と四国四県との間で協力協定が結ばれました。その使節団に随行し、記念国際シンポジウムで報告、さらに現地調査を行った胡光教授から、協力協定の意義や現地調査の成果について報告がありました。報告では、「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」も世界遺産になるまで研究や保全活動など長い時間と努力があったこと、現在はシャコベオという公立団体が巡礼路の保全を行い巡礼者を支援していることなど、四国遍路との相違や協定の意義について、参加者約70人が聞き入りました。