公開講演会・研究集会を開催しました【10月28日(土)・29日(日)】
2017.11.01 報告
10月28日(土)に、公開講演会をグリーンホールで開催し、長谷川賢二氏が講演を行いました。長谷川氏の講演では、四国遍路の形成に山伏や修験道がどのように関わっていたのかについて詳しく紹介されました。長谷川氏の講演後、守田逸人氏、川岡勉氏がコメントを行い、長谷川氏の講演内容をさらに深めることができました。
29日(日)は、午前に西聡子氏・今村賢司氏から四国遍路について、午後に高橋弘臣氏・齋藤貴弘氏から世界の巡礼について報告がありました。
台風が近づくというあいにくの天気でしたが、参加者は、29日が約150人、18日が約75人で、研究者だけでなく多くの一般市民の方々にも参加していただくことができました。
なお、各講演・報告テーマは下記の通りです。
公開講演会
日時:10月28日(土) 13:00~16:30
場所:愛媛大学グリーンホール
「中世の四国辺路と修験道・山伏ー四国遍路形成史をめぐる一視点ー」
長谷川賢二(徳島県立博物館人文課長)
コメント
守田逸人(香川大学准教授)
川岡勉(愛媛大学教授)
研究集会
日時:10月29日(日) 9:30~16:00
場所:愛媛大学グリーンホール
「近世後期の地域文化と四国遍路ー阿波半田商人を事例に」
西聡子(市原市教育委員会学芸員)
「愛媛の道標石から見た四国遍路」
今村賢司(愛媛県歴史文化博物館専門学芸員)
「中国・泰山巡礼をめぐって」
高橋弘臣(愛媛大学教授)
「古代ギリシアの「巡礼」ーエレウシスの秘儀入信を中心に」
齋藤貴弘(愛媛大学准教授)