公開シンポジウム・研究集会を開催しました【10月26日(土)27日(日)】

2019.11.08 報告

 10月26日(土)に、「四国遍路道の景観と巡礼路」をテーマとして、公開シンポジウムを愛媛大学グリーンホールで開催しました。稲田道彦氏が基調講演を行い、寺内浩氏、中川未来氏がコメントを行い、その後のパネルディスカッションでさらに議論を深めました。
 27日(日)は、午前に大原志麻氏・井上幸孝氏から世界の巡礼について、午後に上野進氏・竹川郁雄氏から四国遍路について報告がありました。
 参加者は、26日が119人、27日が77人で、研究者だけでなく多くの一般市民の方々にも参加していただくことができました。
 なお、各講演・報告テーマは下記の通りです。

基調講演

「四国遍路道の景観と巡礼路」稲田道彦(香川大学名誉教授)

コメント「前近代の歴史的景観」寺内浩(愛媛大学教授)

コメント「近現代の歴史的景観」中川未来(愛媛大学准教授)

研究集会

「中世後期におけるカスティーリャ王権とサンティアゴ巡礼の「衰退」」大原志麻(静岡大学准教授)

「メキシコにおけるカトリシズム、聖ヤコブ、聖地巡礼」井上幸孝(専修大学教授)

「四国遍路と札所寺院 ―香川県の札所寺院調査から―」上野進(香川県立ミュージアム学芸員)

「四国遍路における現代のお接待」竹川郁雄(愛媛大学准教授)